2016年4月1日金曜日

これからの季節はシロアリ対策を!

こんにちは。江戸川支店の“サカキバラ”です。

冬も去りお花見シーズン到来!気持ちのいい季節になりました。
人にとって良い季節は他の生物にとっても大歓迎なはず・・・。
そして住まいの天敵であるシロアリが活動を始める時期でもあります。
そんな天敵の思いどおりにはさせないぞ!
丸山インフォメーション(10年程前に作成)を参考に撃退しましょう。


日本で生息している主なシロアリはヤマトシロアリとイエシロアリですが、それぞれ4月からと5月から本格的に活動し始めます。
住まいに影響のない普通の羽アリと見間違えないポイントは、寸胴型体型がシロアリで、腹部がくびれているのは普通のアリです。
家の中では浴室・洗面所・トイレ・キッチン等の水廻りや雨漏り箇所が発生しやすい所になります。


被害発生率では水のある温かいところを好むため、風呂場入口や土台、玄関が上位をしめています。構造材である土台や柱等の被害がでる前に防除しておきたいものですね。
シロアリチェックの防除項目を御参考に!

以下、弊社での耐震診断建物調査時の事例をご紹介します。

モルタル外壁のヒビからの雨漏りが心配になります。まだ大丈夫かな。

ベランダ下の状況です。ベランダの金属系防水からの雨漏り。錆び水跡が見え、構造躯体への被害が予想されます。

建物の角のモルタルが完全に開いてしまっているため、雨水の浸入が予想できます。柱、土台への被害が心配です。

和室の壁の雨染み。かなり心配になります。

外部にある木製枠は劣化しやすいため、定期的に塗装する必要があります。因みにこちらの改修では木枠は全て撤去しシャッターにしました。

ベランダの雨漏りによる壁内の被害です。貫材が完全に無くなっています。(解体工事時写真)

浴室入口の状況。写真右がわの壁タイルの隙間が大変気になります。敷居木枠とタイルのコーキングも何度か打ち直したようです。

浴室入口の床下の状況。この状況では間違いなく被害があります。

やはり土台、柱への被害がありました。改修工事では土台交換を行いました。(解体工事時写真)

設備機器の漏水から柱の蟻害に至ったケース。改築工事により撤去しました。

以上、事例をご紹介しましたが、他にも壁内結露からの被害事例もありました。

シロアリ対策は湿気対策とも言えます。お住まいに関してお心当たりのある場合は専門業者にまずご相談を!
発生してしまった場合はシロアリ駆除をすることもできますので、お気軽にお問い合わせください。

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