2018年3月1日木曜日

「南海トラフにおける地震」



こんにちは。
江戸川支店のソメヤです。

まずはこちらをご覧ください。



先日、政府地震調査研究推進本部より
南海トラフ地震の30年発生確率の見直しが行われたのは、
記憶に新しいこと思います。
70%程度」だったものが、
70%80%」となり、より現実的な数値となりました。


そもそも、南海トラフ地震ってどんなものでしょうか。



南海トラフは、
日本列島が位置する大陸のプレートの下に、海洋プレートの
フィリピン海プレートが南側から沈み込んでいる場所です。
この沈み込みが、年間数cmずつ蓄積しています。
過去1400年間を辿ってみると、
南海トラフでは約100200年の間隔で、
蓄積されたひずみを開放する大地震が起こっています。
近年では昭和東南海地震(1944年)、昭和南海地震(1946年)が
これにあたります。
1946年から70年近くが経過した今、
南海トラフ地震の発生確率はあと30年ほどで、100年をむかえます。
しかしながら、過去に起きた南海トラフ地震には多様性があることから、
震源域の広がりを正確に出すことが困難のようです。


その中で、大切な暮らしを守るために何ができるのか。
新築のみならず、耐震改修など、災害への「備え」が重要だと思います。

今日すぐにできることでいえば、家具転倒防止も大切です。
非常食や飲料水の確保も、
日常的にしていれば、いざというときに安心ですね。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ではありませんが、
私も地震大国日本に住む人間の一人として、
避けては通れない出来事のように思います。




(引用:地震調査研究推進本部)

0 件のコメント:

コメントを投稿