2014年12月29日月曜日

大掃除



設計部のサイダです。

いよいよ今年もあと3日となりました。
本日は、事務所の大掃除です。

先週、ハウスクリーニング秋山さん(丸工会)に事務所の窓ガラスと床の掃除をお願いして、事務所の窓と床がピカピカになりました。




大掃除は社員で分担して行いますが、自分は会議室(小)が担当です。
大きなガラスの仕切りを掃除するのに脚立を上り下りするので、ちょっと大変です。




でも、昔に比べるとタバコを吸う社員が減り、軽くふけばきれいになるので大掃除も楽になりました。

あと、自分の机の廻りの掃除もします。
一年間、頑張ってくれたパソコンもほこりがたまっています。


なので、来年も頑張ってくれるようにエアダスターと掃除機を使ってきれいにしてあげました。



今年も一年ありがとうございました。
来年も丸山スタッフ、大工職、丸工会一同、頑張りますので、
よろしくお願い申し上げます。





2014年12月25日木曜日

品確法10年点検(室内編)


本社のイシカワです。
この間、人生初のブログなるものを書いたのですが、その締めに書いた『またの機会』がもう回ってきてしまいました()
なので、前回に引き続き10年点検の室内編についてお話しようかと思います!
  
定期点検で外部の点検を終えた後、室内におじゃまして、まず初めにやる事が水平器を使っての各階床の不陸の調査です。






10年前には、弊社では既に構造材に集成材が使用されていましたし、地盤の補強工事も施されている現場が多いので、水平器の気泡は何処のお宅でもど真ん中に位置しています!

次に見ていくのが壁と天井の仕上げです。特に最上階やルーフバルコニーの直下の部屋、天窓廻りは要チェックで、主に雨染みやカビの発生箇所の有無を点検します。






現在の施工法であれば、屋根や外壁の貫通部の雨仕舞の処理をきちんとしておけば、滅多な事では雨漏りはおこりません。
だからこそ、外装の点検が重要になってくると思います。
  
天井裏・床下のMaine Eventの前に、住宅設備の点検も行います。
ユニットバスのシール剤が切れていないか?
バス・キッチン等の排水口のゴミは掃除しているか?
換気扇のお掃除はされているか?等問診と共に点検して、その時にどこのメーカーのどの機種が使われているのかも一応写真に収めてきます。




点検の最後は点検口からの天井裏と床下の点検です。
通常天井点検口は最上階の収納の中、床下点検口は洗面脱衣室に設けてあります。

天井裏のチェックポイントは、野地板(屋根材を葺く為の下地材)に雨染みは無いか?
小屋組みに蟻害は無いか? など等。

集成材が使われる以前の建物だと、梁や母屋・束などの小屋組み材料に割れが入っていたり、仕口(材料同士を組み合わせる為の加工部分)に隙間が出来ていたりするのが当たり前でした。
点検してみると、10年前に施工したそのままの状態を見る事が出来ます。
乾燥収縮の少ない集成材ならではだと思いますね。




床下のチェックポイントは、基礎コンクリートに割れやひびが無いか?
土台廻りに蟻害の形跡は無いか?
設備配管周辺に水漏れは無いか等です。




以上で10年点検の概要で、撮影した写真とチェックシートをお施主様にご覧いただきながら説明させていただき点検を終了します。
ここまでで、およそ2時間の所要時間となります。

後日、今回の点検結果を踏まえて、メンテナンス工事のご提案をさせていただく事になります。
  
この流れで行くと、次回はメンテナンス工事についてっていう話になりますかね(汗)
次回もお楽しみに!







2014年12月22日月曜日

プリントカーテンにハマってます♪

こんにちは!
コーディネーターのサイトウです。

今回は最近納めたお住まいのカーテンをホンノ少しだけご紹介したいと思います!

私はプリントカーテンが大好きなのですが、皆さんはどうでしょうか?

前にもお話しましたが、カーテンでお部屋のイメージってガラッと変わります。
新築の家って家具が入ってない状態の時の色って何色が入っているでしょうか?
壁の白・ベージュ・グレー・・etc、床材・建具の白・茶・・etcが大体の割合を占めますよね?

家具が入った場合でも白・黒・茶・・・etcだと思います。
そこにカーテンをプラスしてお部屋に色を添えてあげるだけで雰囲気はだいぶ変わります。

特にプリントは楽しい感じになります。
最近はリビングにプリントカーテンを提案する事が多くなりました!
もちろんお客様が気に入ってくれたらの話ですが・・・(笑)






こちらのお住まいは掃出し窓が三連になっておりブラインドを付けたいという要望だったため通常より羽幅の広いブラインドを付け、手前にプリントレースを装飾レールに掛ける提案をしました。

大柄のレースのためスタイルはフラットカーテンですっきりさせました。
全体的に白っぽい感じになるため三連でも軽やかな感じに!
なのでアクセントとして装飾レールの色はアンティークゴールドを使用しました。




こちらのお住まいは隣が和室につながっており、以前の住まいで使われていた思い入れのある素敵な雪見ガラス戸を設置させていただきました。

の建具に合うカーテンはレトロ感がある水彩画風プリントレースに無地のグリーンのカーテンにしました。
装飾タッセルが可愛い!


こちらのお住まいはリビングを明るい感じにしたいとの要望で、色々な提案をしましたがなかなか決まらず最後に『私はこのレース可愛いくてすごく好きなんです!』とお見せしたところお施主様のお嬢様が一目惚れして決まったカーテンです。

柄を生かすためスタイルはフラットカーテンにしているのと、厚地カーテンはシンプルな生地で組み合わせました。


カーテンでお部屋作りを楽しみましょう!





2014年12月19日金曜日

第31回住まいのリフォームコンクール入賞!!


はじめまして! 江戸川支店ハウジングパートナーの“サカキバラ”です。


今年で第31回を迎えた「住まいのリフォームコンクール」にビジネス部門が新設され、その部門に6月に応募しました。






その入賞発表が9月19日にあり、僭越ながら、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞に入賞させていただきました。
そして、なんと新設のビジネスモデル部門での特別賞入賞は丸山工務店だけなんです。




今までの定期点検の実績も評価の一部なので顧客様と共に入賞したようなものです。
本当にありがとうございます。

ちなみに、10月30日に表彰式と入賞作品発表会があるので、

只今、発表会用の資料作成に奮闘中です。




パワーポイント1枚目表紙です。




5枚目。




6枚目。本提案の骨子です。




7枚目。


20枚ぐらいを予定していますが、残りの作成も頑張ります!

当日の発表が来場者の皆さんにうまく伝わることを祈りつつ・・・。

これからのブログも頑張りますので宜しくお願いします!!






2014年12月15日月曜日

耐震診断


江戸川支店のサカキバラです。


月日が経つのも早いもので今年もあと半月ですね。寒さも厳しくなってきているので
体調に気をつけて2014年の残り半月を頑張りましょう。

私事ですが、先日髪の毛を刈り上げにしたために頭が寒いことに今日気づきました(>_<)
首元を冷やさぬよう気をつけながら頑張ります。


そんな私ですが今回はお住まいの耐震診断について少しだけ触れてみたいと思います。


近年、耐震診断・耐震補強という言葉を聞くことが多くなってきていますが、昭和56年以前の建物の耐震性に不安があるために国がその耐震化を重点課題としているからです。そのため耐震診断・耐震補強に関して補助金や税金の減免等の助成制度がありますので、ご計画のある方は活用しない手はないですね!


耐震診断をするためにまず最初に行うことは、お住まいの状況を把握するための建物調査です。主な調査内容は建物の仕様や構造躯体の確認、接合金物の有無及び劣化状況の確認になります。


外部の仕様や劣化状況を確認します。




このように外部仕上げにヒビなどの劣化があると耐震性を損なってしまします(>_<)

内部の仕様や柱・壁の配置とあわせ床や柱等の傾きをレーザーなどの計測機器で
測定します。

より正確な調査のために床下状況や小屋裏状況も確認します。
鉄筋センサーで基礎の鉄筋の有無を確認します。(反応がないので無筋だとわかります。)

鉄筋が入っていると、このように赤く点灯します。
(写真は鉄のバールに反応しています。)

鉄筋の有無とあわせて基礎コンクリートの強度測定を行います。

シュミットハンマーでコンクリートの硬さを測定しています。
既存基礎のコンクリート強度は耐震補強のうえで基礎補強ができるかの重要な測定です。強度がないと補強できない場合があります。


布基礎のフーチングの(底版)幅の測定です。
 
更に正確な調査のために隅々まで調査します。
私は若干ですが?太くこんなに小回りがきかないので、別のスリムな丸山スタッフが頑張っています。いつもありがとうね(≧∇≦)
基礎に鉄筋が入っていない場合アンカーボルト箇所で割れていることがあり、
耐震金物が逆効果にд°)
浴室廻りの床下は腐朽菌やシロアリの被害が多く見られます。
いずれも耐震性を損なってしまします(>_<)


室内から確認できない1F筋交いは床下からの調査により確認します。

 
              

2階筋交いは小屋裏で確認できます。



梁材や小屋組状況もあわせて確認します。
 



 
 
 


以上が主な調査です。


正確な調査が耐震診断に反映され、より正確な耐震診断結果に繋がります。
中途半端な調査だと診断結果も曖昧になるため補強計画も推測での計画になってしまい、
その場合過剰な補強計画を強いられ工事価格が高くなってしまいます。
丸山では正確な調査での結果を元に補強計画をし、適正価格でのご提案ですのでご安心
いただけます。

今回は調査だけになりますが、次回から耐震診断、補強計画等の話を
していきたいと思いますのでまたご覧下さい。


















2014年12月10日水曜日

仕上げ工事 (壁紙編)

江戸川支店の エノもん です。
弊社のブログも日に日に充実してきたなと感じる今日この頃・・・
今回は仕上げ工事、壁紙クロス編を書いていきます
はじめに・・・
壁紙(以下、クロス)工事のポイントと工程下記に掲載します。
1. 天井、壁に貼った石膏ボード(以下、ボード)が綺麗に張られているかチェック!
ボード間に大きな隙間が無いか、ボードの継ぎ目で段差は無いか



2. 出隅部分(出っ張っているコーナー部分のこと)にコーナー材を張る。



ちなみに、このコーナー材はプラスチック系の素材です。新居の引越し時などに出隅コーナーを凹ませてしまうと、クロスの補修だけでは済まなくなるのでご注意ください。

凹ませてしまったら、コーナー材から交換してパテ打ってクロス再補修・・・と
最初からやり替えになってしまいます(―_―);
 3. 段差、すき間を消す為のパテ下地入念に
(パテは2回打ちが基本。段差が多いときは3回、4回と均していきます
パテ粉に、水を混ぜて、パテ完成
パテは、水をすこ~~し入れるだけでも硬さが変わるくらい繊細です。

目安の分量はありますが、微調整は職人さんの経験でパテの硬さを調整ます。



完成したパテを、ボードの継ぎ目に塗り塗りします。
1回塗って、乾き始めたら2回目を打ちます。
 パテ1回目




パテ2回目





はい!ここの工程、要チェックポイントです(^_^)/
このパテ処理がクロスの仕上りを左右します!
特に薄いクロスを張る時は、0.何mmの段差にも気をつけます。
それは、薄クロスは、もともと下地の段差を拾いやすく、仕上がった後に天井に設置する照明の反射光や、部屋に差し込む太陽光の反射光で、う~~~っすらボードのパテ処理が影となって目立つことがあるためです^_^;
吹き抜けや階段廻りは特に上から光が差し込んでくるケースが多いので、パテのラインが見えやすい所と言えます。入念にパテを施工、余分なパテは削り落とします

パテ吹き抜け写真





クロスも厚手商品を検討するのが無難です^_^;
以上が、施工工程の流れですが、もう一つ大切なこと、
それは、厚いクロスほど仕上りは綺麗!になることです。
クロスは、同じシリーズ、同じ金額の商品でも、品番ごとに厚みが違います
下記参照。


クロスの厚み拡大画像↓

見比べると、厚みが違うことがわかると思います。
厚手のクロスを採用するメリットは色々あります!
    ↓
クロスは厚手の商品ほど下地の段差を拾いにくく仕上がりも綺麗。

クロス同士の継ぎ目もわかりにくく、綺麗に仕上げることが可能。

将来、クロスを補修することになっても補修部分が目立ちにくく仕上げられる。
以上、大きく上記3点です。
あと、最後になりますが・・・
工期はしっかり確保する
どの工程にも言えますが、適正な工期を組み、必要以上に職人さんを急がせないことが大切です。
弊社は仕上げ工事は勿論ですが、基礎、大工工事、外壁屋根工事等々、一般的な工期に比べて全体工期1か月ほど長く頂いています。
やはり、注文住宅の仕事をしている以上、突貫的な工事はしたくないからです。
適正な工期工程を組み、完成引渡しに向けて責任を持って工事を進めていきたいからです。
もし、新居完成を急ぐ必要のあるは、建てることが確定していなくても、事前に業者さんにご相談をされた方がよろしいと思います。
その理由の一つには、日本の建設業界は職人さんの数が減ってきており、いざ間取りが決まっても希望工期に合う職人が居ないかもしれない!?からです。
話は飛びますが、日本の大工さんは60歳代が一番多く、50、40、30代になるほど格段に人数が減ってきています。
ここ1,2年、海外から職人を連れてきて、海外の人の手で造っている建築現場を見かけるほどです^_^;
話、戻します。すみません^_^;
シンプルに考えてみても、急いで仕上げても綺麗に仕上げられるかは別問題です。せっかく注文住宅を建てるのであれば、余裕を持った工期で進めることがベストと思います。建築途中での変更工事もあるのが注文住宅ですので・・・^_^;
最後になりますが、今回、掲載させていただいた現場は来年1月中旬ごろに竣工いたします(^_^)/

その時を楽しみに私も頑張ります!!
朝晩、寒くなってきましたのでブログをご覧の皆様もお体ご自愛くださいませ。
以上、エノもんでした!