2015年1月29日木曜日

お正月の金閣寺


お久しぶりです。江戸川支店の“サカキバラ”です。


少し前になってしまいますが、今年のお正月に家族で三重県にある家内の実家に帰省してました。
そこから1月2日には京都の金閣寺に行ったのですが・・・・・・・・・・・。

前日からの雪で金閣寺が雪化粧!



京都市内では珍しく58年か61年ぶりに積雪記録を更新したそうです。

京都駅から金閣寺への移動でしたが、市バス・京都バス一日乗車券を500円で購入しました。通常乗車賃は230円ですので市内観光には便利でお得ですよ。


因みに、金閣寺の拝観料は400円で入場券として御守護の御札を貰ったので大切に持ち帰りました。ありがたや(--)ありがたや(--)



左が子供の券(交通安全・学業成就)
右が大人の券(家内安全・開運招福)です。('ェ')フム

1397年に3代将軍足利義満が造営。幸運にも応仁の乱の戦火を逃れたにも拘らず1950年僧侶の放火で焼失し1995年に復元再建されました。
金閣寺という言い方が一般的ではありますが、正しくは鹿苑寺(ろくおんじ)と言い、お釈迦様の舎利(お骨)をまつった舎利殿です(--)


二層と三層には、漆塗りの上から金箔が貼ってあるそうで、屋根は椹(さわら)の板を何枚も重ねたこけら葺きで上には鳳凰が輝いています。(屋根は雪で見えませんが。)


金閣寺を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世に現しているそうです。庭園も雪化粧され貴重な風景を見ることができました(≧∇≦)/


一層は寝殿造、二層は武家造、三層は中国風の禅宗仏殿造でできています。




軒樋にも金箔が貼られているような気がします。




 


最後にチラッ。
復元以降、漆の塗替、金箔の貼替や屋根の葺替等のメンテナンスによりこの美しさが保たれています。毎日人が生活している住宅とは違いますが、建物の維持管理は共通して外まわりが大切だと思います。
あるお客様から京都市内に流れる鴨川は夏のホタルが綺麗だとうかがいました。





これからも顧客邸の家守りに精進してまいります(--)

夏にはそちらをレポートできたらいいなと思います。
遅ればせながら、本年も宜しくお願い致します。

2015年1月27日火曜日

意外に?便利な商品・・・

江戸川支店の エノもん です。

先日、弊社も大工さんをはじめ、協力業者さんと新年会を行いました。
今年、弊社に入社して11年。
 改めて、初心を忘れない大切さ、日々精進することの大事さを実感できました! 

今回のブログは、便利な商品をいくつかご案内しようと思います。
意外に知られていない商品もあるかもしれません^_^
参考になれば幸甚です。


その1.天井埋込型、ナノイー発生機。

2012年度にグッドデザイン賞も受賞している商品で、
生ごみ臭、ペット臭、タバコ臭いなどの臭いを除去してくれる商品です。

Air-eパナソニック社製


6畳用(定価¥22,000-)と10畳用(定価36,600-)があります。
天井裏に15センチほどの隙間があれば設置可能で、 
設置場所は玄関やリビングなどがおすすめです。
(ちなみに湿気の多い浴室には設置できません)
天井に穴を空けて設置する工事で済むため工事も1日かからずに終わります。


その2.室内物干し。(天井埋込型と壁付型)

皆様、部屋干しはされますか?
我が家は共働きなので、平日の洗濯時は部屋干ししています^_^;

ちなみに私は独身時代から洗濯が好きで、今でも率先して手伝ってます。
今、流行の?「家事メン」です(笑)


電動タイプ(定価¥84,200-)と手動タイプ(定価¥36,700-)
また、天井用と壁付用(壁用は埋込不可)があります。
電動タイプは配線工事が必要になるので、手動タイプの方が割安で、設置場所の選択肢も増えると思います。

普段は天井の中に隠れており、使うときは手元の近くまで物干しを降ろせるため、肩を上げるのが辛いという方も快適にお使いいただけると思います。

ちなみに、メーカー曰く、商品満足度90%を超える人気商品とのこと。
また、もっと手軽な天井直付けの物干しもあります。(1本¥4,500-前後)


その3.ピクチャーレール

ご家族の写真や絵画、スクール帽子など、フックに引っ掛けられる物であれば吊るすことができます。


壁にレールを取り付け、そのレールから専用のワイヤーでフックを吊るします。

弊社で施工費込の概算金額は、(メーカーTOSO,T-1シリーズ)
レール1mフック2個で17,000円(専用ワイヤー込)
レール2mフック4個で23,000円(専用ワイヤー込)
レール3mフック6個で30,000円(専用ワイヤー込)

ちなみに、専用ワイヤーが良いお値段するんです・・・^_^;

ワイヤーの代わりに、釣り糸やタコ糸を代用すると、もっとお安く工事できます。



その4.石膏ボード釘
前回の私のブログでもご案内しましたが、壁紙で仕上がっている部屋の下地には、石膏ボードという面材が貼られています。

その石膏ボードが貼られていれば壁のどこでも付けられるフックです。
この商品、非常に便利!

時計やカレンダーなど、画びょうや釘などで止め過ぎて、壁がグズグズになってしまった方もご安心です!
満足度100%超えてもいいくらいですね(笑)



弊社でも施工可能ですが、この商品はホームセンターでも売られており、トンカチやペンチなど、細い釘を打てるような工具があれば施工可能です。

(もし工事の依頼をご検討される方は、江戸川支店のわたくしまでご連絡ください)
以上、何点か取り上げましたが、参考になりましたでしょうか?^_^;
ほんの少しの工夫やアイデアで暮らしが豊かに快適になると思います。


弊社のモットーは
【より良い住まい造り 明るい暮らしのお手伝い】
不便に感じることなど、なんでも、お気軽にご相談くださいませ。
地域の皆様から必要と認められるよう、日々精進して参ります。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2015年1月24日土曜日

新年会

こんにちは、ハウジングプランナーのクワハラです。

大寒を過ぎて雪が降りましたが、一番寒い季節なのかもしれません。
今年の丸工会新年会は本物の土俵がある両国の花の舞で行わせていただきました。



弊社のスタッフや大工、電気、水道、板金、タイルなどの職人さんやメーカや商社の方などの協力業者の皆様にお集まりいただき120名お呼びして出席118名!
初めて出席された方が、協力業者の集まりでこの人数や出席率の高さに驚かれます。



丸工会では勉強会や発表をさせていただく総会を始め、各業者の親睦を深めるための新年会や旅行などを毎年行っておりますが、こういった親睦会を行うと現場の雰囲気が全然違うんですよね。

各業者が次に入る業者のやり易いように配慮してもらったり、連携して仕事を勧めて頂ける訳で、僕ら現場担当者にとっても、協力業者の皆様にとってもチーム一丸となって住まい造りに取り組める体制になっております。



会長のお話を聞きながら社長交代から10年経ち、企業生存率が30年で0.02%程度と言われる中で63年を迎えるというのは、先代や会長、社長や協力業者の皆様と共に試行錯誤しながら守り続けてきたんだよなぁと感じました。

そういった経緯から、無料仮住居や倉庫、建物生涯年2回制定期点検などの家守りシステムが生まれたと思うと、丸工会協力業者の二代目や三代目の皆様と共に一層の研鑚に努め、邁進していきたいと思います!



一生に何度もできることではない、家造りをお客様を中心に協力業者の皆様と力を合わせ、今年もご提案できればと思います。
本年もよろしいくお願いいたします!





2015年1月20日火曜日

外装チェック


工事部のヒロです!

今回は江東区東砂で工事中のM様邸の外装チェックについて書きたいと思います。
外壁が張り終り足場を解体する前に外部周りのチェックを行っています。

まずは外壁の確認をします!キズや張り分け箇所の確認をしてどんなに狭い状況下でも必ず入り込んで確認します。(施行業者の皆様ご苦労様です!!







窓や窓周りもキズがないかコーキングがしっかりされているか確認します!
万が一キズや処理されていないと大変なことになりますからねぇ~

しか~し、弊社では外壁の下にはデュポン社製のハウスラップ『タイベック』で建物全体をラッピングしてあるので外壁の継ぎ目やサッシ周りなどのコーキングが万が一切れてしまっても躯体内部に入らない様に対策をしています。
漏水の事例で一番多いと言われているのがサッシ周なのですが、側面と上部の三方には両面の防水テープや片面防水テープ、下端にはルーフィングを使用しておりますので、二重三重の漏水対策をしてるんですよ。
こういった事をやらない業者も多いのですが、ガムテープでやってる業者が多いんですよね~(笑)
~ 外側 ~

~室内側~

換気フードや排水パイプ関係もしっかりチェックします!これもしっかりコーキング処理されており塗装屋さんの塗装もされていますね。




最後に雨樋や屋根の仕上げをチェックして終わりです!色や棟換気材が付いているのを確認して外装チェックの終了で安心して足場の解体が出来ます。






外部の点検が終わると足場を撤去して、タイル工事や外構工事、基礎の仕上げの左官工事やベランダの笠木や物干しなどの金属工事があります。
もう少しで完了なので最後まで関係業者の皆さん!がんばりましょう♪




2015年1月16日金曜日

防音対策!!

あけましておめでとうございます。
工事部の『ケンジ』です。

今回のブログは、昨年の12月に上棟しました江東区のK様邸において、少し工事内容をご紹介させていただきます。

内容としては、床の仕様についてです。

K様邸は2所帯のアパートになっており、2階の床については1階の部屋への防音対策をしなくてはなりません。

防音対策のお話をする前に音はどうやって伝わるかは皆さんご存知ですか?
他にも適度な吸音が必要なピアノ室の施工例もありますが、機会があれば施工方法のご紹介などできればと思います。





wikipediaで調べてみると
『音(おとは、物の響きや人や鳥獣の声、物体の振動が空気などの振動(音波)として伝わって起す聴覚の内容、またはそのもととなる音波を指す。とある通り、空気の振動なんです。

建築材料では音対策として色々な物がありますが、大きく分けると遮音材や吸音材があります。

一般的に遮音材料は鉛やコンクリートの様な質量の重い材料ほど空気振動の音を遮音しますし、吸音材料はロックウールやグラスウールなど繊維系のフワフワした材料が多く、音のエネルギーを吸収します。

吸音材でもパネルの様な材料もありますが部屋の用途や施工性によって床や壁、天井の使用材料を選定していきます。

そこで、今回仕様しているのが、下記の写真の遮音マットです。



厚さは18㎜を仕様しています。

施工方法としては、床下地の上に部屋の隅から置き敷きしていきます。接着剤は不要です。
遮音マットには、伸縮が生じてしまうので、間には、2~3㎜の隙間(目地)を設けていき、仮釘を打ちます。

次に、隙間を設けた部分には気密遮音コーキングを充填していきます。(下記写真)
気密遮音コーキングです。


ここまで終えたら、遮音マットの上にフローリングを張っていきます。
マットの厚さが18㎜あるので、65㎜のフロアーネイルで留めます。
釘の頭が出っ張らないように、ポンチで最後は打ち付けています。(下記写真)


これで、床の仕上がりです。

木造住宅で特に共同住宅等では、フローリング(床材)の下にこういった遮音マットを敷き込むだけで、防音性能が確保しやすくなりますので、防音対策の一つとしまして是非参考になればと思います。


以上、施工例のご紹介でした!

今年も一年宜しくお願い致します!









2015年1月13日火曜日

お引渡しさせていただいたお住まいについて

 こんにちは本社の「ヤジ」です。

今回のブログの内容なのですが去年お引渡しさせていただいたお住まいについて、少しですがご紹介したいと思います!

最初の設計の段階でお客様がこだわっていたのが階段でした。
10段目が踊り場になっていて、そちらから二手に分かれてFスペースを使用されたいと相談を受けました。
仕上がりはこんな感じです。







僕自身あまりやったことのないパターンでしたが実際に階段を上がると探検をしているみたいでワクワクする階段になりました。笑
踊り場が広く感じるので圧迫感も減りますし、家具の搬入の際は取り回しが本当に楽になりますよ。

そして、階段の下を利用してキッチン側・洗面脱衣室側から可動棚で収納できるスペースにさせていただきました。



洗面脱衣室側はバスタオル・フェイスタオル・洗剤やストック物をBOXに入れて収納できますし、下にはランドリーバケットを置いていただけます。
こういった収納スペースがあると非常に助かりますよね!!





キッチン側はコップ・食器や乾物。
可動棚の下はゴミ箱やフックをつけて新聞紙や袋入れなど収納できるようになっています。

キッチン脇になるので万が一水が跳ねても良いように防水性のカーテンでお客さんが来た際も目隠しできるようにさせてもらいました。

それから今回、真壁和室でやらせていただいたのでこちらも少し載せさせて頂きますね!







真壁和室で猫間障子や床の間の作り込みなどをやるケースもなかなか少なくなっているので個人的に良い経験になりました!!

細かな話ですが畳を美草という商品でやりました。
こちらはビニール製になっているので飲み物などをこぼしてもサッと拭けて染み込みにくくなっていて色や柄なんかも色々あるのでモダンな和室にしたい方でしたら非常に良くなると思いますよ!

この商品でしたら、リフォームなどで畳だと汚れるからフローリングにしたい・・・
なんて考えてるお客様にはいいかもしれませんよね。
工事費も畳交換のみで済みますし・・・参考までに!




当初、床の間は地袋も違い棚もない計画でしたが客間だから少しアレンジしてほしいとの事だったのでやっちゃいました!笑

違い棚は半分までにして意匠的にサラシ竹で天井から吊りました。
残り半分で掛け軸を掛けられるように無双を取り付けました。
お花や掛け軸が付いたらグッと締まりそうです!!

お客様にはすごい喜んでいただきました!(^^)
色々な人に話を聞いて考えて提案して結果お客様に喜んでもらえるのが僕の喜びになります!笑


一部でしたが今後計画していく上での参考になったらと思います!
今年も一年よろしくお願い致します!!
ヤジでした。



2015年1月9日金曜日

食器棚の オーダーメイド♫

あけましておめでとうございます!
支店コーディネーターの川口です。

みなさんお正月休みはゆっくり過ごせましたか?
私は風邪をひき本物の寝正月になってしまいました(泣)

今回は食器棚のオーダーメイドについてお伝えしたいと思います!
キッチンスペースにあう、食器棚や収納スペースを提案させて頂いておりますが、キッチンスペースって見た目だけでなく使い勝手が大事ですよね。

最近では男性の方もキッチンに立つことが多いと思いますので、高さや配置だけでなく、日頃の使い方などをヒアリングさせていただき、キッチン周りの計画をさせていただきます。




見にくいかもしれないですが、こんな感じの図面でお客様に欲しい機能などをお聞きしながら入れ込んでいきます。

皆様もだいたい食器棚のイメージは何となくつくと思いますが、そのイメージに少し自分や家族のカスタマイズを入れてみると断然使い勝手が良くなるんです♪

カウンター(作業台)や棚の高さは既製品のものですと小柄な方には高めなのですが、自分の身長に合せたり、カウンターがない場合も引出しトレーを内蔵しておくと食器やレンジの中のものを取る時にアシストしてくれるのでとても便利ですよ。

仕上げ材の色や取っ手等も選んで頂けるので、キッチンの色と合せたり幅広い選択が出来るので自分好みの外観に出来ますし、その分愛着もわきます。

写真はごく一部ですがこんな感じでイメージしていきます!よーく見るとうっすら模様が入っていたり・・




意外と迷ってしまうのは引出し収納の高さや深さなんですが・・・
次回寸法目安等をお伝えしたいと思いますのでぜひご参考に♪