こんにちは。
ハウジングプランナーのクワハラです。
前回の『楽しみな家具工事!』に続きをご紹介させていただきます。
造作家具で最近多いのがTVボードでTVを壁付にしたいと相談されるのですが、壁付けにした際に注意したい部分はTVの設置高さや配線処理、メンテのし易さなど考慮しないといけません。
今回も壁付けTVでホームシアターにされたいと相談を受けました。
購入されたいTVやスピーカー、アンプやウーハー等のサイズや設置位置の希望をお聞きしています。
以前まではTVサイズは50インチくらいまででよかったのですが、最近では80インチくらいまでを想定するようにしています。
正面スピーカーも壁付にしようかとの案もあったのですが、後にTVを大きくされた時にスピーカーの移動をしないといけないので、置き型でお決めいただきました。
適正TV設置高さは、ソファーの高さによりますが床から1m位を目線の高さとして、その高さが、TV上端、もしくは画面中心から少し上方になるのですが、従来のTVボードの見た目としてはTVが低すぎって感じるんですよね〜
収納力も落ちますし・・・
ソファーに座っていて、あまり首が疲れない程度に上げさせていただきました。
正面にウーハーが隠せるようにする為、カウンター高さは430mm。
カウンターは通常35mm程度の物が多いのですが、2.5m以上ある幅を一枚物で力強く見せたかったので、板厚90mmの物をコの字で設置させていただきました。
こちらの部分にウーハーを入れています。
ウーハーは床に直に設置しないと、重低音の振動でビビり音がでてしまいますので、直置きしても取り出しが楽なように台輪も取り外せます。
左右対象に見えるように、向かって左側の扉もウーハー側同様に布を張っていますが、裏には黒い扉パネルを張って、開き戸とさせていただきました。
次にTVの設置金物は80インチまで対応出来るような金物や設置高さを考慮しました。
今はNetで色々な金物が売っていますが、50インチ以上のTVは大きいだけでなく重いので、動かしやすく配線しやすいアーム式の物を選びました。
そして、TVの配線が表に出ないようにエコカラットの壁の裏には配線が壁の中きら落とし込めるようにふかしております。
このTVの高さの開口を決定するにも一度机に墨を出して型紙を作っていくような形で、高さ決定していまして・・・・
こういうのやってるとワクワクしちゃいます。
TVボードの上には吊り戸などの案もありましたが、圧迫感が出ないよう飾り棚でシンプルに仕上げさせていただき、調湿消臭機能付きのエコカラットを壁一面に張りました。
次回はこのTVボードの隣にある食器棚をご紹介させていただきます。
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