こんにちは。支店コーディネーターのホリエです。
先日、銀座松屋で行われていた、ユキ・パリス コレクション展へ行ってきました。
京都生まれで、デンマークと日本を行き来する、ユキ・パリスさん。
キュレーターや美術のコーディネーターをされている方です。
そのユキ・パリスさんが40年以上もの歳月をかけて収集された、ヨーロッパの古い刺繍やレースなどの
コレクションが公開されていました。
「選び抜いた、美しいもの、価値あるものと暮らすよろこびは何ものにも替えられません。
心豊かな暮らしには美しいものから得る感動はとても大切です」と
語るユキ・パリスさんの想いから収集された貴重な品々。
ナポレオン時代の洗礼服や、華麗なレースの衿、サンプラー、タペストリーなど、
時代背景や作った人の想いを考えると、わくわくたまらないものばかりでした。
もちろん、ぜ~んぶ手仕事です‼
中には、2㎜程度のビーズを糸に通し、それを編んで模様をつくりあげていくという
気の遠くなるような手作業のビーズバックがありました。
もちろん、布地にビーズを縫い付けたほうが簡単ですが、(それも大変ですよね…)
ビーズ編みのほうが、よりバッグを持ったときのビーズの揺れ具合が美しいからという理由で
好まれていたとありました。
ついつい、大量生産されているのもを気軽に購入して、不要になるとポイっと捨ててしまう
(または、ネットで売る…)傾向にあるこの時代。
本当に美しく、本当に自分に合っているモノだけを見極めて
選び抜いた生活を心がけたいと考えた貴重な一日になりました。
京都に、ユキ・パリスさんのご実家を改装されたミュージアムもあるとのことで
いつか、行ってみたいなと思います。
それでは、また♪
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