こんにちは。本社・イシカワです!
11月も半ばを過ぎて、今年も残すところあと40日あまりとなりましたね。
年賀状も売り出されて、そろそろ年末に向かってラストスパートというところでしょうか(^_^)
さて、先日の11月の定期点検でのお話です。
いつもの様に建物の内外を点検して次のお宅へ移動しようとしたところ、
「家の事とは関係ないんですけど、ちょっといいですか?」と2階のLDKへ招き入れられました。
聞くと冷蔵庫を買い替えようと思っていて、今使っている冷蔵庫を階段から下ろせるのかという事でした。
勿論階段から上げたものですから、手すりを外せば下りるはずですよとお答えしましたが、
もう一つ「新しく購入する冷蔵庫の大きさは、今お使いの物以下にしてください。」とお話しさせてもらいました。
こちらのお住まいは、
①廻り階段になっている
②LDKのある2階にベランダが無い
③冷蔵庫を引き込めるような大きな窓も無い
④1階・2階の階段をずらして架けているので、階段の天井が低い
など、困難条件が揃っていました。
私が点検を受け持つ地域・江東区北砂は、狭小敷地に建つ住宅が密集している地域です。
それゆえ近年は木造3階建て住宅が沢山建てられ、間取りで言えば2階にキッチンを配置して、
廻り階段で上がるパターンが主流となっています。
最近の住宅は洒落た外観が多くなり、それと同時に窓などの開口部が小さくなったと思いませんか?
スクウェアの小窓や縦長・横長のスリット窓であったり、窓ではありませんが、ベランダに視線を遮るための縦格子をつけたり…etc.
窓を小さくしたり少なくすると、一般的に建物の断熱性能も上げやすくなりますが、
大きな家具や家電の搬入路は是非とも確保しておきたいですね。
クレーン等を使うと、更に出費もかさみますし…(^_^;)
住まいを設計する上でお客様からの要望として多いのが、「明るく広いLDK」。
これからお住まいの建築を考えている方には、出来れば廊下や階段も広く取る事を改めてお勧めしたいと思います。
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