こんにちは。
ハウジングプランナーのクワハラです。
弊社では、建てさせていただいた住まいを年2回制で定期点を建物生涯まで廻らせて頂いておりますが、今月の点検でキッチンバルブの交換依頼がありましたので、ご自身でもできるメンテナンス。
キッチン蛇口のバルブ交換についてご紹介させていただきます。
弊社では、建てさせていただいた住まいを年2回制で定期点を建物生涯まで廻らせて頂いておりますが、今月の点検でキッチンバルブの交換依頼がありましたので、ご自身でもできるメンテナンス。
キッチン蛇口のバルブ交換についてご紹介させていただきます。
最近ではキッチンや洗面、浴室などの蛇口は全てシングルレバーになってますが、毎日頻繁に使うキッチンの蛇口の水を止めたり出したりしているパーツがバルブというパーツです。
バルブの調子が悪くなると、音が鳴るようになったりレバーが重くなったり水の切れが悪かったりという症状が出て、最終的には水が止まらなくなります。
レバーを上げ下げする際にレバーの付け根に水が溜まっていたりすると、バルブが原因で漏れた水が伝っているケースが多いです。
まずはシンク下の引き出しを開きます。
覗き込むとお湯と水の給水管のパイプがありますので、蛇口の握り手、
もしくはマイナスドライバーで回せる様なねじがあります。
こちらを時計回り(右回し)に絞めてください。
次に蛇口のレバーを上げたり下げたりして水が出ないことを確認後、レバーの下にある丸いポッチの様な蓋を針や小さなマイナスドライバーでこじって取り外してください。
小さな蓋が取れたら穴の奥に小さいねじがあると思いますので、
時計の逆回りでねじを回し(左回し)、取り外してください。
ねじを取りましたら、レバーを上に引っ張るとレバーが取れます。
上部にある前後に動く四角い突起がバルブユニットになります。
よく見るとバルブユニットを止めているカバーに
モンキースパナで回せる様に四角く溝が切ってあります。
この様にはさみ込み、時計と逆回り(左回し)で回して取り外します。
結構固いので両手で回すか、叩くように回してもらうと回りやすいですよ。
ゆるんだら手で回してもらえます。
ユニットバルブが出てきました。
乗っかっている様な感じなのですぐに取れます。
右が古いもので、左が新品のバルブユニットです。
新品のバルブユニットを乗せて行きます。
バルブユニットの上部にこの蓋の様なものを乗せるのですが、
後ろが斜めに下がるように乗せないとレバーが正しく動きませんので、注意してください。
このような形です。
先ほど外した時と逆の事をしていただきたいので、
絞める際は時計回り(右回し)で絞めていきます。
レバーを止めるねじを締めていきます。
先ほど締めた、給水給湯の蛇口握り手を開いてもらい、
蛇口周りから水が漏れない事を確認してください。
蛇口廻りで水漏れが起きなければ終了です。
少しづつ住まいのメンテナンスをご自身でしていただくと、
愛着も沸きますし、住まいの事にも関心が高まると思います。
早期発見、早期対処が出来れば、被害や修繕費も少なく済みますので
事故のない程度にご自身で出来ることはご自身でしていただくと
末永くお住み頂けると思います。
日本の掲げている目標として、長期にわたり良好な状態で住まいを使用してもらう措置が講じられた住宅を『長期優良住宅』というのですが、いいものをつくって、きちんと手入れをして、長く大切につかっていくという考え方を、国としては普及の促進をしています。
地域を守る管理工務店の僕らとしては地域の皆様に住まいの関心を高めてもらい、
数世代にわたり住まいを受け継がれ、長く維持できるようお手伝い出来ればと思っております。
何かあればいつでもご相談ください。
ではでは
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