こんにちは。ハウジングプランナーのクワハラです。
最近TVや音響にこだわりたいとの相談が増えてきましたので、下記の『ホームシアターの豆知識』シリーズをお話しさせていただきました。
1.再生音源
2.スピーカーの数と配置
1.スピーカーの種類と設置場所
2.アンプ
3.配線(ケーブル)【アンプ編】
3.配線(ケーブル)【スピーカーケーブル編】
◇3-1.ケーブルの長さ
今回は◇3-2.ケーブルの材種と構造のお話を私の独り言として触れる程度にお話させていただきます。
◇3-2.ケーブルの材種と構造
下記の表は金属と伝導率の一覧です。伝導率と材料の価格を考えると銀などを使うより銅の純度を高めた方が安価なので、一般的に使われるのもうなずけます。
一般的に低域が豊かになる銅素材、高域が豊かにクリアになる銀素材、バランスの良い銅と銀を複合させてハイブリット導体、最近では価格を下げる為に銅とアルミのクラッド銅素材もあります。
CCA:銅とアルミのクラッド素材
TPC:タフピッチ銅(純度99.5%)最もスタンダードな銅線
OFC:無酸素銅(純度99.96%)
Hi-OFC:ハイクラスOFC 電子の流れをスムースにしたもの。
6N-OFC:超高純度無酸素同
OFCでNは純度の高さを示した9の数を示します。純度99.9999%
7N-OFC:上記同様で超高純度 99.99999%
Ag:銀 導体として理想とされている。最近では4Nなどもあります。
どちらも純度が上がると音域が広がりバランスが良くなり高額になります。
導線構造は平行型やツイスト型、スターガット型などがあります。
今では上記で紹介させていただいた材種や構造をハイブリットさせた複合ケーブルが多く、選定されたスピーカーの特性や設置距離を考慮してケーブルを選定されるとよろしいと思います。
最後にスピーカーケーブルをよく見ると矢印がありますので、アンプ ⇒ スピーカーに出力するとお考え接続してください。
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