2018年5月1日火曜日

「セルロースファイバー断熱材の施工現場」


こんにちは。
江戸川支店のソメヤです。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

現在着工中の葛飾区細田4丁目のK様邸が、
ちょうど断熱工事のタイミングでしたので、
レポートをさせていただきます。



セルロースファイバーは写真のような、
難燃処理を施した木質繊維による断熱です。
この木質繊維が空気を抱えるので、例えるならば
家全体を「マホウビン」のような状態にしてくれます。



また、吸放湿性があるので、結露の防止、
クッション性のある断熱材なので、
遮音性も高く、騒音対策にもつながります。
(防音室にするために内壁にも採用される方もいらっしゃいます)


では、どんな風に施工するのか?


まずは、こちら



まだ柱や梁、骨組みが見えている状態です。



まずはここにシートを張っていきます。
外壁面、屋根面と家全体を包むように施工します。





張り終わった後、専用のポンプを使って、
圧力をかけて、断熱材を吹き込みます。
土台から梁、柱の間という間全てに吹き込んでいきます。








するとこんな感じになってきます。
ポンプを入れ込んだ孔は、吹込み工事後ふさいでいきます。








サッシ脇の隙間も発泡系でしっかり断熱。




このようにマホウビン状態にするセルロースファイバー断熱材ですが、
中にはデメリットも。


それは、「下地を途中から入れる事ができない」ことです。

トイレに手すりをつけたり、収納の棚を細かくつけたり、
そういった場合、壁の中には「下地」が必要になってきます。

これが、断熱工事後に入れる事ができないので、
「急な収納プランの変更に対応しづらい」ことが
挙げられます。



断熱の効果は写真だけでは、分かりづらいもので、
実際にご体感していただくことが一番と思います。


丸山工務店では、お客様にご協力いただき、
定期的な見学会開催をさせていただいております。


構造(骨組)・性能(断熱)・完成と3種類の見学会が
ありますので、ぜひご体感頂ければと思います。


それでは本日はこれで。

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