2016年5月6日金曜日

門型フレーム

こんにちは、工事部のケンジです。
今回は、先日上棟しました物件の構造を一部ご紹介したいと思います。

こちらの建物は、間口が狭く、内部の間仕切りも少なくするため、
構造上耐力面で壁量が不足になって来てしまいます。

その不足している壁量を補う方法として、今回用いた方法が
門型フレームという耐震開口フレーム(キーテック)です。

こちらの商品は、柱と柱の間に門型に組まれた部材を接合させることにより、壁量を補うものです。



接合方法と致しましては、先に門型フレームを墨出しされた部分建込み、柱脚部分を仮固定をし、本体の柱・梁を建込み
仮筋等で本体と門型フレームを仮固定します。
その後、建物本体の歪み等を終えたら、門型フレームの本締め作業になります。
門型フレームと柱・張りの固定には、コーチスクリューボルトを打ち込み固定します。






門型の緑色の部分はあらアラミド繊維シートです。

また、詳しい内容がご希望の方は、ご問い合わせ頂ければ幸いです。


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